行き場の無い気持ち

まぁ、チラシの裏です

自分の頭を整理する為の文章

今の推しを5年間推して来た。


デビューが遅いということを、ことあるごとに口にしていたし、実際気にしているのもひしひしと感じてた。
でも、それをものともせず、自頭が良いのもあって冷静に自分とファンの関係をどう築けば売れるのか分析して、分析結果をキチンと自分と言う商品に反映させて、一歩一歩着実に歩んできた5年だったと思う。

でも、そんな彼に5年間前十字靭帯損傷していた。そして、その手術をしたといきなり言われた。
ただただ衝撃だった。
この5年そんな素振もなかったし、まさか靭帯が無い状態であの運動量をこなしているとは到底考えもしない動きだった。
デビュー作の稽古で痛めた。降りたら他に変わられると思ったと言った。次から次へと新人がデビューし、生き残るのが大変で、情報社会の昨今、なんの音沙汰も無い。生死が不明といわれていつの間にか引退と言う形で消えている人が多いなか、人気と言われ、制作からのオファーの仕事も多い今だから、その地位に昇る為に努力し続けた結果とこれからを役者として何より人間として手術をしなければいけない状態だったのは理解出来る。
そして、手術は成功し、リハビリしていると彼は言っていうが、次の仕事もスケジュール詰まりすぎじゃない?って思うほど決まっていている。
だからこそ、辛い。怪我を隠していたなら手術したことも隠して欲しかった。
彼のファンに対する誠実さが好きだけど、しばらくお仕事ないんですよね~とか笑って手術のことを伏せてリハビリして、何事も無いような顔で舞台の上に戻ってきて今まで通りの彼が見たかった。
推しが幸せで笑って暮らして欲しいってお花畑な考えだから、推しがかわいい!今回の役も素敵!キャラ解釈と演技大好き!って能天気にルンルンさせたまま推させて欲しかった。
これからも他に魅力的に思う人が現れない限りきっと彼を推す生活が続くと思うし、今回のことで幻滅したとか一切ないけど、今までだけでなく、これからを考えても、今回のこと以上に誰に言えば良いのか分からない怒りとも焦燥感とも悲しみともいえない言葉に表すことが難しい気持ちを抱えることはないと思う。